2019-09

芝居化作品

泉鏡花作品で芝居になっているものはどんなものがあるのだろう

泉鏡花の作品は文章を読みながら、自分の中で想像を膨らませるのが最高です。 ただ、その想像(イメージ化)といっても、自分のこれまで生きてきた体験・記憶に制限されてしまいます。文章を読み、あれこれ想像することで自分の枠が広がることは確かですし、...
泉鏡花

鏡花の文学観は単純、結果がすべてということ

鏡花が自分の文学観を表明したものはあまり多くありません。 当時の明治文壇は自然主義が主流で、鏡花は少し古いと思われていたのかもしれません。いわゆる西洋かぶれといえるものです。 自然主義は「文学はこうあるべし」という論でしたが、鏡花は論はどう...
催物

鏡花没後80年を記念して令和元年(2019)に開催された主な企画展

今年、令和元年は泉鏡花没後80年に当たります。 鏡花は昭和14年(1939)9月7日に65歳で亡くなりました。没後80年を契機に泉鏡花を偲んでさまざまな企画が開催されていますが、いくつかを紹介します。 まずは鏡花所縁の聖地とも言うべき金沢の...
文学賞

芥川・直木や大佛次郎など作家名を冠する文学賞一覧(泉鏡花以外)

芥川賞や直木賞はポピュラーですが、他にも作家名を冠した文学賞はたくさんあります。泉鏡花文学賞の受賞者・選定委員と比較すると面白いかもしれません。 全部挙げるとさすがに多すぎるので、 ・受賞対象が人では無く、既発表作品(公募の賞は除く)が対象...